top of page

検査科

inspection

スクリーンショット 2025-03-03 12.20.15.png

〇理念

当院の病院理念に基づき、患者の皆様を最優先した温かい検査と、地域一般病院として質の高いデータを提供し地域医療に貢献します。

 

〇行動指針

知識・技術の向上を図り、正確で迅速な情報提供に日々努めます。

検査科では正確で迅速な情報提供ができるよう心がけており、信頼される検査室を目指し日々努力しています。

内部精度管理実施、外部精度管理への参加、JSCC・IFCC準拠試薬の使用により、検査室間のデータの互換性を保っています。

臨床検査とは

傷病や健康状態を評価するにあたって行われる医学的検査のことです。

臨床検査は検体検査と生理検査に大別されます。

検体検査
人から排出(尿・便)または採取(血液など)された検体を分析し、疾病の診断や治療のための情報(検査結果)を得る検査です。

  • 生化学検査

血液や尿に含まれる酵素・蛋白・脂質・糖質・電解質などの化学物質を分析し各種病気の診断や経過観察などに利用されます。検査項目は多数ありますがそれを同時に
測定し病態を評価します。

  • 血液検査

血液を構成する赤血球・白血球・血小板・ヘモグロビンなどを測定し、貧血などの血液疾患や炎症の程度を知ることができます。

  • 血液ガス分析

動脈中の酸素などを分析します。呼吸状態が不良な場合などに緊急で行う検査です。

  • 一般検査

尿中の糖や蛋白・血液・塩類・細菌を調べ、腎臓や尿路の疾患・多くの臓器に起きる異常な病態を知る上で大切な検査です。また、便に血が混じってないかを調べる便潜血検査も実施しています。

  • 感染症関連検査

コロナウイルス・インフルエンザ・溶連菌・アデノウイルス・マイコプラズマなど細菌やウイルスによる感染の有無を調べます。当院ではさまざまな検査キットを導入し迅速に検査結果が報告できるように検査しています。
いつもお世話になります。

生理検査

 

患者さんに機器を通じて接することで患者さん自身から発する信号

を記録して臨床現場へ情報を提供する検査です。

  • 心電図

心臓全体の働きを調べることができ、心臓病の発見や診断には欠かせない検査です。検査に痛みは伴いません。他に負荷心電図や24時間心電図を記録するホルター心電図があります。

  • CAVI/ABI(血圧脈波測定)

動脈硬化・血管の詰まりが分かる検査です。動脈硬化が進むと脳出血・心筋梗塞な
ど命にかかわる病気に繋がります。血管の硬さや狭窄・閉塞の程度を検査し動脈硬化の早期発見と治療に繋げます。

  • 呼吸機能検査

呼吸時の呼気量と吸気量を測定し呼吸の能力を調べる検査です。検査時は大きく息を吸ったり吐いたりしていただきますので患者さんに頑張ってもらう検査です。

CAVI・・・動脈壁の硬さを測定

ABI・・・動脈硬化による血管内の狭窄や閉塞を診断するための指標

  • 簡易聴力検査

難聴・中耳炎・耳下腺炎などを疑うときに行う検査です。また、健康診断で聴力検査を行うことによって音の聞こえや聴取能力を調べます。

  • 超音波検査(エコー検査)

人間の耳には聞こえない高い周波数の音波を対象物に当てて反射した音波を映像化する画像検査です。プローブを用いて超音波検査用ゼリーを塗布し検査します。


心臓・・・心臓の大きさや弁の逆流をみる検査です。
腹部・・・肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓などの腹部臓器をみます。
泌尿器・・・腎臓・膀胱・前立腺・尿管・精巣などの骨盤内臓器をみます。
甲状腺・・・甲状腺の大きさや形状などをみます。
乳腺・・・乳腺の状態や異常の有無をみる検査です
上下肢動脈・・・動脈の血流評価や病変の有無をみます
下肢静脈・・・静脈に血栓や逆流がないかをみます。
頸動脈・・・動脈硬化の程度やその進行により血管が狭くなっていたり、
詰まっていないかをみます。
腎動脈…腎動脈の動脈硬化の程度や進行をみます。
 

bottom of page