4階病棟は、21床の一般病床と、退院に向けて生活環境を整えたり、リハビリを行っていくための地域包括ケア病床22床の混合病棟です。

一般病棟は、内科・外科・整形外科等の混合病棟で、病気やケガをされた方が入院治療する急性期疾患の治療、回復を目的とした病棟です。
入院される患者様も若い方から高齢の方まで幅広く、スタッフも色々な診療科・年齢層に対する知識を持って対応し、温かく安全な看護を提供するために努力しています。

また、退院後の自宅生活や退院先の不安がある患者様とご家族様へソーシャルワーカーやセラピトなどの多職種と連携して、安心して退院していただけるようにお手伝いさせて頂きたいと思っています。

地域包括ケア病床とは
急性期治療を終了し、直ぐに在宅や施設へ移行するには不安のある患者さま、在宅・施設療養中から緊急入院した患者さまに対して、在宅復帰に向けて診療、看護、リハビリを行なうことを目的とした病床です。
在宅復帰をスムーズに行うために「在宅復帰支援計画」に基づいて、主治医、看護師、専従リハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者(医療相談員)等が協力して、効率的に患者さまのリハビリや在宅復帰支援(相談・準備)を行っていきます。 入院期間は、60日を限度としております。患者さまの状態及び在宅サービスが整い次第退院となります。

地域包括ケア病床に入院される患者さん
・急性期の診療(骨折・各手術・肺炎等)後も退院を目指したリハビリテーションが
 必要な方や、もう少し経過観察が必要になる方
・症状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方
・在宅復帰に向けて療養準備が必要な方
・レスパイトが必要な方(医療行為が必要で、福祉介護施設でのショートステイが
  受けられない方)

回復期リハビリテーション病棟との違い
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患、大腿骨・骨盤等の骨折、胸腹部手術などの急性期治療を終えて症状が安定した患者様に対し、集中的リハビリテーションを行います。
地域包括ケア病床は、病名に関係なく入院できる病床で、患者さまの病状に応じて包括的にリハビリテーションを提供して行きます。
どちらの病棟(病床)も在宅復帰をめざすという目的は同じです。